Sweet Home Chicago 
2019/05/11 Sat. [edit]

今回の旅の目的地はニューオーリンズ…なのだけれど、彼の地には日本からの直行便はないため、シカゴを経由して行くことにする。
とはいえ、シカゴと言えばエレクトリック・ブルーズの聖地。
単なる通過点にしてしまうには惜しくて、一泊することにしたのだった。

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シカゴはブルーズの聖地であると同時に、近代建築の聖地でもある。
そびえ立つ名建築群を眺めながら、街を散策。
こちらは、世界最古の鉄骨造のビルと言われるルッカリー。

個人的に、シカゴを代表する建物…という印象があるシカゴ商品取引所
(映画"アンタッチャブル"による刷り込みが多分にあると思われる)。

ルイス・サリバンの手によるカーソン・ピリー・スコットを、間近から。
精巧な彫刻(あるいは鋳物)…と思いきや、塗装を駆使してこうなっているようだ。

環状の高架鉄道=ループが、街を取り囲んでいる。
車道に立つ柱が、結構心もとない…。
車がぶつかったりしないのでしょうか。

しかし、この武骨な高架の上を列車が行く姿は、なかなか心惹かれるものがある。

夕食は、シカゴ名物、ディープ・ディッシュピザ。
その名の通り、深いフライパンで焼いたピザですね。
一番小さいサイズを頼んだのですが、直径はともかく厚さが我々が普段食べているピザの3~4枚分くらいはあるため、半分ほど食べたくらいで限界に達する…。

膨れたお腹をさすりさすり、予めガイドブックで調べていたナイトクラブへ。

この日のアクトは、黒人女性Vo.をフロントに据えた5人編成のバンドだった。
音楽性は、ブルーズというより、R&B/ソウル寄り。
実をいうとこの後ニューオーリンズでもローカルバーを渡り歩いたのだけれど、ガイドブックに乗っていた店より、飛びこみで入った店の方に当たりは多かった。
シカゴでももう一晩あれば、好みの音楽に出会えたような気がするのだが…。


まぁ、雰囲気は、悪くないですよね。

ほろ酔い気分で、やはり名建築を見ながら、ぶらぶらと帰ってくる。
※マリーナ・シティ

「夜景も綺麗だし、なかなか甘美な都市ではないか」…などと思っていたのですよ、この時までは!
翌日、"ホワイトシティ"は、隠していた牙を剥くことになります…。
category: ウソツキ終末旅行
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