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Younger Than Yesterday(または、青春ネコ野郎はジョージア・ワインの夢を見ない)~ウソツキ・コーカサス旅行 ボーナストラック  



平穏無事に終わるはずだった旅の、最後の最後にそれは起きた。



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旅程の最後に、「シュクメルリを食す」というプログラムを無理やりねじ込んだがために、僕らが空港に到着したのは、フライトの約1時間半前。
ぎりぎりではあったけれど、出国審査も無事に済み、買い残したお土産を買った時点で、搭乗開始時刻まであと10分。
「ジョージア・ワインを最後に1杯だけ飲もう!」ということでバーに入り、グラスワインを頼んだ筈…なのですが、出てきたのは、なんとボトル…。
…。
「グラスで頼んだはずやねん!」
「このワインは、ボトルしか提供してへんねん!!」
「わしら10分後には搭乗開始なんやで!こんなん飲みきれるかいな。ぼったくりバーかっ!!!」
…みたいなことが英語とロシア語と日本語で飛び交う大混乱の最中、店員のお姉さんがグラスを落として割ってしまい、事態はさらにややこしいことに…。
とはいえ、こちとら江戸っ子(さっきのエセ関西弁は何だ)
支払を渋っていると思われるのも癪なので、最終的にはたたきつけるようにお金を払い(実際は、カード)、口の空いたワインボトルを抱えて飛行機に乗る羽目になったのでした…。

そのまま飛行機の中で酒盛り…でもよかったのですが、イスタンブールで乗り継ぎのための待ち時間が約6時間あるということで、誰が言いだしたのか、「ボスホラス海峡を眺めながら飲もうぜ!」


トランジットの6時間というのは、長いようで結構短いもの。
小走りでアタテュルク国際空港から町に出たのは良いけれど、地下鉄のカードが上手く買えず、早々に立往生…Orz
(アゼルとジョージアはそれなりに下調べもしていったのだけれど、トルコについては、まさかこういうことになるとは思わず、あまり調べて行かなかった)。
おろおろしていると夫婦ものが通りかかり、「わたしらのカードで入るとよかっちゃよ」。
イスタンブールの地下鉄は料金が一律なので、SUICAと違い、カードは改札を入る時しか必要ないのです。
つまり、先に入った人が改札越しにカードを渡せば、次の人はそれを使って入れるというシステム!(実をいうと、トビリシも同じでした。世界の趨勢はこの方式なのかも)。
もちろん、人数分のお金はご夫婦にお支払いしました…。
乗り換えのために降車した駅の券売機の前で、再度右往左往することになったのですが、若者が「カード代+運賃もいくらか入れないと、買えないけん」と教えてくれ、ようやくイスタンブール・カードをゲット!
賑わう夜の街をくぐり抜け、どうにかこうにか海沿いの通りに辿りついた…のはいいけれど、海岸まで降りていける場所を探して、更にうろうろ…。
帰りの時間を考えたら、そろそろ諦めた方がいいのかも…なんて考えが何度も過りながら、それでもようやく、落ち着く場所を見つけたのでした。

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ごらんよ、あれが海峡の灯だ。


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ボスホラスの灯りを眺めながら、ジョージア・ワインで乾杯♪

重ねた馬齢の分だけ分別もついた筈の大人たちが、こんなふうに衝動的な行動に出たのは、旅特有の解放感のせいなのか、それとも夏の魔法なのか。
出鱈目ばかりだった青春時代を、少しだけ思い出したりもしたね。

We were so much older then
We're younger than that now.

category: ウソツキ終末旅行

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