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風の街のウソツキ~ウソツキ・コーカサス旅行  



今年の夏は1週間ほど休みを取って、コーカサス地方(アゼルバイジャン共和国、ジョージア)を旅してきました。
「なんでまた突然そんなところに…」と思われるでしょうが、友人が現在、期間限定でアゼルバイジャンに赴任しており。
「こういう機会でもなければ、絶対に行くことなんてあるまい!」と一念発起、悪友数名で訪ねてみることにしたのです。
行ってみたら、通じる言葉(とくに価格交渉を始めとする込み入った話)は、現地語以外、主にロシア語(アゼルもジョージアも旧ソ連なので)。
友人がいなければ、私、二度と祖国の土を踏むことはできなかったかもしれません…。

そんなコーカサス珍道中、まずは第1弾、「風の街」と呼ばれるアゼルバイジャンの首都、バクーのレポートです。



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アゼルバイジャンは、カスピ海のほとりにある北海道程度の広さの国。
首都・バクーが「風の街」と呼ばれるのは、カスピ海から常に強い風が吹き付けているからなのだそうです。
経済的にもカスピ海から大きな恩恵を受けており、古くから開発が進んでいた陸上の油田が枯れ果てた現在、海底に眠る石油採掘が産業の大きな(というか、ほぼ唯一の)柱なのだそう。
シェールガス革命によりやや陰りが見えているものの、街中にはオイルマネーに飽かせて建てられたと思しきバブリーな建物が点在しています。

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こちらは、新・国立競技場の一件で我が国でも有名になった故ザハ・ハディド設計による建物。


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カーペット博物館は、まさしくカーペットの形をしております…。


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高台からカスピ海を望む。
右側の、どことなくシドニーのオペラハウスを思わせる建築物はショッピングセンター…になるはずだったのですが、現在、建設がストップしてしまっているということで、どうやらアゼルバイジャンの人々というのは、計画性というものにあまり縁がない様子。
他にも、作っている途中なんだか壊している途中なんだかわからない建物をたくさん見かけました。


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そんな中、古くからの町並みが保存されている旧市街を見学。
こちらは、シンボルでもある「乙女の塔」。


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旧市街は、こんな感じでございます。
ヨーロピアンではあるけれど、張り出したバルコニー(?)は、独特のデザイン。


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旧ソ連製と思しき車も、レトロでかわいい。


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小道と階段が迷路のように入り組みます。
お察しの通り、ここは猫天国だったのですが、それはまた改めて。


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時折、こういった石造りの壁や建物が出てくるのですが、先程の「乙女の塔」からも察せられる通り、こちらが本来の姿なのだと思います。


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この写真の方が分かりやすいか。
本来の石造りの建物の合間・合間に、ヨーロピアンな建物が作られたのでしょう。


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もはやヨーロピアンを通り越した、近未来風のビルが向こうに...
(バクーのシンボルでもある、「フレームタワー」というビルです)。


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旧市街のすぐ外側も、銀座か六本木か…てな感じで賑わっているのですが…


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「庶民的な場所が見てみたい!」と友人にリクエストし、マーケットに連れてきてもらいます。
(旧市街より北に4~5km?)


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午後も遅い時間帯なのに、この商品量…、だ、大丈夫なのかっ?
…てか、お客さんもそういなかったので、やたらめったら声かけられ、写真を撮るのもはばかられる雰囲気でした。


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ちなみに、生鮮食品だけではなく、絵とか電気製品なんかも売られています…。


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友人曰く、「スーパーに並んでいるものより、新鮮で質はいい」らしいのですが、「観光客は、まず間違いなくボラれる…」そうで…。

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マーケット付近の街並み。
でっかいビルも建ってはいますが、電線が張りめぐらされているなど、旧市街周辺に比べ、インフラへの投資が薄いのが分かります(前半の写真からお分かりの通り、旧市街およびフレームタワー周辺の電線は、地中化されています)。
写真は撮れなかったけれど、タクシーから見た限りではボロボロでもっと貧しそうな地域もあり、貧富の差はかなり激しいように思えました。

とはいえ、治安も決して悪くはないし、このあと訪れたジョージアに比べれば英語もまぁ通じるし、絶えず風が吹いてくるので暑くもないし、非常に快適で過ごしやすい街でした。
一応イスラム圏なんですけど、お酒もフツーに飲めるしね(さすがに豚肉はなかったけど)。
日本からの観光客が、もっと増えてもいいと思うんだけどな。


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乙女の塔のてっぺんから、フレームタワー方面を臨む....。

category: ウソツキ終末旅行

tb: --   cm: 2

コメント

旅行記楽しみにしておりました~
なんでアゼルバイジャン?と思ってたんですが、そういうご縁があったんですね

そしてヘイダル・アリエフ・センター!!ザハの作品でも一等かっこいいやつ!
いいなぁ、ザハに国立競技場つくってほしかった。
フレームタワーは初めて聞いたのでググったんですが、炎というよりペンギンみたいなかわいいフォルムですね


一気に秋めいてきた今日この頃、のんびりと更新をお待ちしています

URL | smallmouse #-
2018/09/15 20:28 | edit

ちびねずみちゃん

コメントありがとう!

> 旅行記楽しみにしておりました~
> なんでアゼルバイジャン?と思ってたんですが、そういうご縁があったんですね

そういうご縁があったのです~。
友人がアゼルバイジャンに赴任したのが去年の秋口でした。
その頃は、自分もアゼルバイジャンに行くことになろうとは思いもしなかった。
来年はまた、予想もしていないところに行っているかもね!!


> そしてヘイダル・アリエフ・センター!!ザハの作品でも一等かっこいいやつ!
> いいなぁ、ザハに国立競技場つくってほしかった。

うーん...。
(我々日本人の感覚からいうと)不思議なデザインの建物がたくさんあるバクーだからこそ、ザハの設計もしっくりきているようにも感じます。
あの当初案の国立競技場は、やはり東京にはそぐわない気が...。
(現行案も今一つな感じはありますが...)。


> フレームタワーは初めて聞いたのでググったんですが、炎というよりペンギンみたいなかわいいフォルムですね

メタボのおっさん3人が顔つき合わせ、「ライザップ行く?」てな相談をしているようにも...。


> 一気に秋めいてきた今日この頃、のんびりと更新をお待ちしています

長いお休みを取った余波がいまだに続いています。
気長にお待ちください。


URL | stick boy #-
2018/09/17 17:04 | edit

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