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いつか、どこでもない場所で

第21回文化庁メディア芸術祭受賞作品展   



今年も行ってまいりましたよ~。

昨年は初台・東京オペラシティで9月に開催。
今年もそのまま行くのかと思いきや、一昨年までの会場、六本木・国立新美術館に戻って、なぜか6月開催(一昨年までは2月末頃に開催されていました)。
TOKYO MXでCM打っていたから良かったものの、危うく気づかずスルーしてしまうところでしたよ....。

今年も部門や賞の種類にかかわらず、個人的に興味を惹かれた作品をピックアップしてレポートいたします。



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菅野創/やんツー So KANNO/yang02 「アバターズ」

いきなり微妙な構図の写真ですが、こちらはアート部門の優秀賞受賞作品。
ここにあるオブジェクトには、カメラやらマイクやら小型コンピューターやらが搭載され、ネット経由で第三者に操作されています。
つまりこれらのオブジェクトは誰かの「アバター」な訳です。
ぼーっと歩いていると、誰も載っていない筈の車のライトが、突然光ったりする。
スティーヴン・キングの「クリスティーン」を思い出したりもしますが、ネット経由で誰かに観察されているかと思うと、ホラー小説とは違った怖さを覚えます。
監視カメラの映像が外部に流出していたり、スマートスピーカ―経由で家族の会話が漏れていたり....なんていう事件もありましたからね。

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おたくのロボット掃除機も、実は誰かに操作されているかもしれませんよ...。


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畝見達夫/ダニエル・ビシグ 「進化する恋人たちの社会における高速伝記」

進化生態系シミュレータが生み出すドラマを鑑賞する作品。
角ばった形状のものが男性で、丸い形状のものが女性だそうで、それぞれが1分半の「人生」の間に、恋におち、時に破れ、パートナーを見つけ、次の生命を生み出し、死んでいきます。

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中には、かなり切ない人生を送られる方もいらっしゃいます...。
なんかこう、辛いことがあってもがんばろう!っていう気になるよ!!
...。


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マンガ部門で気になったのは...

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上野顕太郎 「夜の眼は千でございます」

ギャグの切れ味=面白さと同時に、「それ、どこから思いつくの!?」という驚きも感じさせてくれる作品。
直接的な関連は皆無だけど、小林賢太郎の舞台を見たときの衝撃を思い出しました(ただ「ケンタロウ」つながりの感想....)。
個人的に、異なる複数の感情を同時に想起させるのが優れた芸術である...と常々考えていますので、こうして「芸術」として評価されたことを祝福したいという気持ちになりました(優秀賞)。


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高浜寛 「ニュクスの角灯」

明治時代を舞台に、古道具屋に奉公に入った少女の物語。
これも面白かった。
TVアニメ化して欲しい!



アニメ部門では
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片淵須直 「この世界の片隅に」

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湯浅政明 「夜明け告げるルーのうた」

この2作が大賞を受賞。
まぁ、妥当といえば妥当でしょう。
そんな中で個人的に気になったのは...


「COCOLORS」製作チーム  「COCOLORS」

ちょっと、「少女終末旅行」っぽくもありますね(俺、こういう「ポスト・アポカリプスもの」が好きなのかな?)。
会場では、トレイラーしか見られませんでしたが、本編をちゃんと見てみたい。

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KUWAHATA Ru/Max Porter 「Negative Space」

これも良かったな~。
面白うて、やがて悲しき父と子の物語。
たった5分程度(まぁ、手間はすごくかかってそうだけど)の作品にもかかわらず、ラストでは異なる複数の感情(また!)が同時にこみあげて来ます。

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「Qoobo」開発チーム 「Qoobo」

広い会場を歩き廻って疲れた僕を癒してくれたのが、こちら。
ボディをもふもふすると、それを受けてしっぽが揺れます。
「これ、欲しい!」とちょっと思ったけど、本物のにゃんこをモフモフするのには敵わないんだよな...。


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「Pechat」開発チーム 「Pechat」

モフモフ系?では、こちらにも惹かれました。
スマホで操作するスピーカ内蔵のボタン。
入力した言葉が、音声に変換されてボタンから流れます。
ぬいぐるみにつけると、まるで、ぬいぐるみ自体がしゃべっているかのよう!
気分はまさにクリストファー・ロビン少年(「くまのぷーさん」)!!
こういうおもちゃが子供の頃あったら良かったのに...と思う反面、先程の「アバター」を見てしまった後では、誰かにネット経由で操作されてしまったり...なんてことを想像して、ちょっと怖くなりますね。



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佐々木智也/MHD Yamen SARAJI  「MetaLimbs」

(紹介したもの以外でも)体験型のものはほぼ体験したにもかかわらず、(閉館時刻が迫っていたせいで)唯一体験できなかったのが、こちら。
足で操作するロボットアームですね。
コップやボールを掴む...というようなことは容易にできるようですので、操作に習熟すれば、ツインネックのギターを弾きこなしたりしもできるのでは!?...なんてことを思ったのですが、どうなんでしょうか。
目指せ、21世紀のジミー・ペイジ!!
...。



脳みそをうにうにとかき回され火照った気分で外に出れば、土曜の夜にも関わらず、「決して消えない灯り」が街を照らしていたのさ。
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ドロドロの愛憎劇ってこと?



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咲き始めた紫陽花たちの足元で、もうひとつの小さな花が、静かに目を覚ましました。



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真夜中を過ぎても決して消えないあの光は、誰かが命を削りながら灯している光。



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こちらの写真集に、僕の撮った写真が(申し訳程度に)掲載されております("The Cats Are Alright"名義)。
どこかで見かけたら、手に取ってみていただけるとうれしいです。

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